台湾で10月末、軍事機密をめぐる中国のスパイ工作が新たに発覚した。台湾では昨年2月にも現役の陸軍少将が機密漏洩(ろうえい)で逮捕されたばかり。中国は過去10年の中台関係を「平和的発展の新局面を切り開いた」と称賛し、沖縄県・尖閣諸島問題では台湾に「対日共闘」を呼びかけている。その裏側で行われていた情報工作は、宥和姿勢の一方で武力行使の準備を片時も怠らない中国当局の冷徹さを改めて印象付けた。
■あわや重大情報が
台湾の国防部(国防省に相当)は10月29日、海軍大気海洋局の政治作戦処元処長の退役海軍中佐(45)ら退役将校3人を中国への情報漏洩の疑いで9月に逮捕し、起訴していたことを明らかにした。大衆紙、蘋果(リンゴ)日報の報道を受けての公表だった。
大気海洋局は海軍司令部の直轄機関で、潜水艦の行動に不可欠な台湾周辺海域の海底地形や潮流、塩分濃度など機密度の高い情報の収集を担当する。同紙は、これらの情報が中国側に渡った場合、「開戦すれば台湾の潜水艦は確実に撃沈される」とする海軍関係者の証言を紹介していた。直接の交戦に至らない場合でも、潜水艦や機雷による海上封鎖が容易になるため、輸出入の99%以上を海上輸送に頼る台湾にとっては重大な脅威となる。国防部は直ちに記者会見を開き、「機密の漏洩はない」と強調した。
■処遇に不満?
地元紙などの報道を総合すると、元中佐は同処長時代の2010年末にマレーシアに旅行した際、知人の元大尉を通じて中国当局の要員と接触。今年5月に退役し、6月にベトナム、8月には中国の福建省アモイや福州を旅行したことが確認されている。
仲介役の元大尉は、台北市内で飲食店を経営する関係で中国に出かけることが多く、アモイの国家安全部門の工作で中国側のスパイとなっていた。台湾当局は3月に情報を入手して監視を強め、8月の訪中で元中佐が中国側に寝返った確証を得て、逮捕に踏み切った。
元中佐は自信家タイプとされ、中国側の工作員となったのは、金銭目的だけではなく、在任中に昇任の機会がなく軍に不満を持っていたことが原因とみられている。5月の退役も、中佐として務められる年限の満期を迎えたためだった。
国防部の説明によると、元中佐は機密に触れる立場になく、漏洩した情報は、アフリカ・ソマリア沖で海賊から漁船を守るための艦艇派遣計画案(未実施)だけだったという。元中佐が処長を務めた政治作戦処の役割は中国人民解放軍の政治部に類似しており、現在は部隊内の監査などが主な任務だ。中国側の狙いは、元中佐を通じてさらに機密情報に近い人物を籠絡することだったとみられる。国防部の羅紹和報道官は「事案が発展中の段階で秘密保護の対策を取ることができた」と摘発の成果を強調した。
■軍紀の緩み
だが、相次ぐ軍関係者の不祥事に、野党・民進党は軍と当局の対応を批判。特に、元中佐が退役直後に中国に旅行していたことを問題視した。台湾では法令で、退役後3年未満の元軍人は、訪中の際に内政部(内務省)などの審査を受けなければならず、現役中に機密情報に接した者は1年間から3年間、訪中が認められない。元中佐はこの「管制名簿」に名前がなく訪中が認められたといい、民進党の立法委員(国会議員)は、審査の形骸化や秘密区分に問題があると指摘している。
台湾の退役軍人の訪中をめぐっては11年6月、副参謀総長経験者を含む元高級将校21人が北京で開かれた「第2回黄埔フォーラム」に出席。その際、中国軍高官とのゴルフコンペに参加した上、交流会の席で一人が「国軍(台湾軍)も共軍(人民解放軍)もみな中国の軍隊だ」と発言したと伝えられた。これに対し、馬英九総統が「台湾の人々に対する裏切りだ」と批判するなど、軍紀の緩みが問題になった経緯がある。
新たな不祥事の発覚を受け、軍当局は信頼回復を迫られている。高華柱国防部長は5日、立法院での質疑で、昨年の現役少将の事件発覚後、海外の駐在武官計50人を台湾に呼び戻し「嘘発見器」による検査を実施したことを明らかにした。
2012/11/10
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2012/11/10
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