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2012/07/28


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【インド】経済危機の中インドへ向かう日本 仏教遺跡も魅力

source : 2012.07.28 産経ニュース【日本人が知らない日本】 (クリックで引用記事開閉)
 世界的な経済危機の影響で外国に出かける日本人が減少傾向にある中、インドについては訪問する人が増えている。新興国の市場としての魅力が高まっていることに加え、仏教遺跡など日本人観光客にとって魅力的なスポットが多いことが理由のようだ。

インド政府と日本政府観光局(JNTO)によると、2010年にインドを訪れた日本人は16万5千人で、前年比32・3%増。インドとパキスタンの関係が悪化した2002年の6万人弱を底に、ほぼ毎年増加を続けている。

これに対し、中国や米国などを訪問する日本人の数は減少か横ばい傾向にある。

インド・メディアによると、インドの仏教遺跡などを訪れた日本人観光客は昨年1年間で約12万人にのぼり、今年は上半期だけですでに10万人に及んでいるという。

訪印邦人数の増加は、日印間の経済関係の深まりが一因であることは間違いない。ジェトロ(日本貿易振興機構)ニューデリー事務所によれば、インドを拠点とする日系企業数は08年1月時点で438社だったが、昨年10月には85%増の812社になった。

インド政府が日本人観光客に魅力的な仏教遺跡の開発にも力を入れていることも前向きに作用している。東部ジャルカンド州のビムラ・プラドハン州観光相は先月、日本政府観光局を訪問。ガヤから約60キロに位置するイトコリで最近、新たに発掘されたアショカ王時代の最大級の僧院遺跡を紹介した。

日本政府は05年にインド北部ウッタルプラデシュ州バラナシ近くにある仏教遺跡などのアクセスを向上させるため、94億9500万円の円借款契約をインド側と結び、現在道路整備などが進められている。こうした協力はインド政府側の要請によるものだが、日本人観光客をさらに呼び寄せることになりそうだ。




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