野田佳彦首相(55)が衆院を解散した16日、国会から北西へ230キロ離れた福島県川俣(かわまた)町の斎場では、東京電力福島第1原発事故により町内の仮設住宅で暮らす農業、広野太さん(63)が喪服姿で線香を手向けていた。同じ地区から避難中に病気で亡くなった70歳の男性の葬儀。この2週間で地区の住民5人が病死した。
「67歳の方、80代2人、94歳…。みな体調を崩して亡くなった。これは異常だと坊さまも言っている」
広野さんが暮らしていた川俣町山木屋(やまきや)地区は原発の北西40キロ。全村避難の飯舘村に隣接し、町内では唯一「計画的避難区域」に指定されて、1214人が町内外で避難生活を送る。
今月10日、長浜博行環境相兼原発事故担当相(54)が仮設住宅を視察した際、広野さんが自治会長として案内した。住民が相次ぎ力尽きていく現状を話し、避難生活の改善を訴えた。が、返事はなかった。
後で記者団に語った言葉は「避難者の住環境の整備は担当外なので、復興相と話し合う」。被災者には配慮のない対応と映った。
野田首相が福島第1原発の「冷温停止」を宣言したのは昨年12月16日。住民の帰還の大前提となる除染は進まない。東日本大震災と原発事故以降、初めてとなる国政選挙は冷温停止宣言と同じ日に投開票される。
広野さんは「あれから1年になるのに対応が遅い。除染も国の責任でやるというが、うちの地区はまだ始まってもいない」と話し、続けた。「投票には行く。今は先が見えない。被災地の復興をしっかりやってくれる政治を期待したい」
■指定廃棄物に怒り
震災と原発事故からの復旧、復興のために政治の力は欠かせない。民主党政権が掲げた「政治主導」も、官僚主導からリーダーシップを取り戻す試みだった。
ただ、その手法は「思いつき」などと批判された。象徴的なのが、鳩山由紀夫元首相(65)による米軍普天間飛行場の移設先をめぐる「最低でも県外」発言。数々の混乱を招き、政治主導は皮肉にも「政治不信」を増幅させた。
こうした政治主導で、福島第1原発から南西へ80キロの茨城県高萩市では、紅葉に色づく山あいの君田(きみだ)地区が揺れていた。原発事故で発生した放射性物質を含む「指定廃棄物」の最終処分場の候補地を選ぶ際、国が市と事前協議せず、結果のみを通知したからだ。「寝耳に水だ」。市や住民は猛反発した。
地区には小学校がある。森林組合勤務の松崎泰幸さん(37)は「最大の不安は安全性。うちには9歳の娘と4歳の息子がいる。候補地の周囲は川の水源地で、学校のプールも川の水を引いている」と話す。
そもそも決め方が納得できないという。「選定基準を勝手に決めて、勝手に選んで、押しつける。振り回されるのは住民だ」
■「経験不足」を露呈
民主党政権の政治主導について、法政大学の五十嵐仁教授(61)=政治学=は「やり方が唐突、稚拙、乱暴で挫折した例が多かった。『経験不足』という民主党の弱点が表れた」と指摘した。その上で、「政治主導の方向性自体は正しかった。変化を求められる時代に前例踏襲の官僚機構では変えられず、政治家のリーダーシップが求められる。この教訓を学び生かしてほしい」と話した。
松崎さんは前回衆院選で民主党に一票を投じた。
「政治が変わるなら頑張ってほしいとの思いだった。でも、何も変わらなかった。かといって自民党だったらよかったのか。第三極に期待したい気持ちもあるが…」。唐突感も残る解散に気持ちは揺れる。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
308議席を得て熱狂した政権交代から3年余り。民主党政権は内政、外交で多くの課題を残した。自民党政権時代から続く「政治不信」が膨らむ中、有権者は来る衆院選に何を託すのか。
■指定廃棄物 ごみの焼却灰や下水汚泥などの放射性セシウム濃度が1キロ当たり8千ベクレルを超える場合、追加被曝(ひばく)線量が年間1ミリシーベルトを上回ることから「指定廃棄物」とし、外部から遮断した最終処分場で埋め立てる。その廃棄物は発生した8都県内で埋め立てるものとされ、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉5県では環境省が新設を計画。9月に栃木県矢板市と茨城県高萩市を候補地に選んだ。
2012/11/17
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2012/11/17
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韓国大統領 月山明博(李明博)の…天皇陛下への「不敬発言」
痛惜の念などという単語一つを言いに来るのなら、来る必要はない。
日王は韓国民に心から土下座したいのなら来い。
重罪人にするように手足を縛って頭を足で踏んで地面に擦り付けて謝らせてやる。
重罪人が土下座もしない、言葉で謝るだけならふざけた話だ。
そんな馬鹿な話は通用しない。
それなら入国は許さないぞ。
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偽左翼マスメディアの情報操作手法
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